2017-06
ゆり園へ
梅雨の合間の晴れた日にゆり園に行きました。早咲きの「すかしゆり」が見頃で、遅咲きの「ハイブリッド」も咲き始めていました。
夏至
今日は夏至。梅雨の雨に加えてかなり強い風も吹いていて、「昼間の時間が一番長い日」らしくないお天気です。去年も夏至の日は雨でした。
今年も所沢のゆり園に行きました。ゆり園に行った日は今日のお天気とは全く違って、真夏のような陽射しの強い日でした。
初夏のガーデンのゆり
今まであまり興味がなかったゆりの花。なぜか今年はとっても気になって、紫陽花よりもゆりに心が動いているような気がします。紫陽花には雨が似合い、ゆりには湿度が似合うような気もしますが、どちらも夏の陽射しの中、時々吹く風が花や葉を揺らして、光がぐるぐる動く様子を見ているとつい時間を忘れます。
「ソール・ライター展」へ
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「ソール・ライター展」に行ってきました。Saul Leiterは1950年代からニューヨークで第一線のファッション・カメラマンとして活躍していたものの、1980年代に商業写真から退き、世間からも姿を消し、2006年にドイツの会社により出版された作品集により世界中で熱狂的に迎えられたそうです。当時80歳を超えていたとか。今回の展示はファッションカメラマン時代の作品、ニューヨークの街を題材とした作品、絵画作品等、大変見応えのあるものでした。画家を目指していただけあって、絵画もとても素敵で、ボナールの絵を思い出しました。
展示の最初のコーナーでは、ファッション・カメラマン時代の作品が展示されていましたが(展示作品は撮影禁止のため、購入した「ソール・ライターのすべて」のページの画像を置きます)、映画のシーンのようでした。
これらの後に展示されているニューヨークの街の何気ない風景に映り込んでいる人々を写した作品は、一つ一つからドラマが生まれそうな、とても興味深い作品でした。昔大好きで読んでいたIrwin Shawの短編を読み返したくなりました。
展示されている作品の横にソール・ライターの言葉が紹介されていましたが、作品とともにどれもが心に残るメッセージでした。
写真展は6月25日(日)まで。詳細はこちらから-> ☆
6月のバラ
5月、6月とイングリッシュガーデンに何度か行きました。バラが咲き始めの頃、満開の頃、早朝オープンの時間や午後の西日が当たる時間帯と様々なバラを見ることが出来ました。そして、6月のバラ。ベンチを取り囲んでいた数え切れないほどのバラも数本になっていました。「もうバラは終わってしまったのね」と残念そうに話していた方が、このバラを見て「まだ咲いていてわ」と嬉しそうな声に。
きっとこのバラも頑張って咲いていてよかったと思ったことでしょう。
同じベンチの5月のバラ
6月になって紫陽花が次々と咲くガーデン内のところどころに1本だけ咲いているバラを見かけました。真夏のような陽射しで梅雨であることを忘れるところでした。
森林公園へ
梅雨に入るまえに、ジェームズを連れて埼玉県の森林公園に行きました。この公園も広いのですべて歩いたわけではありませんが、ざっと見たところ紫陽花などが咲いているわけでもなく、ただひたすら木立の中を散歩したという感じですが、初夏の光と木々の影がゆらゆらして、すれ違う人もほとどんいなくて、マイナスイオンをたっぷり浴びました。
最近近所の散歩だとあまり歩きたがらないジェームズですが、このようなところに来るととても楽しそうに歩いていました。
木々しかないと思っていたら、花木園の雅の広場には、睡蓮が咲いていました。
6月
今日から6月。いよいよ梅雨の季節。雨が降らないのも困るけれど、梅雨の合間にカラッと晴れてくれる日(蒸し暑くなくて)があるといいですね。6月、雨、紫陽花。紫陽花はすでに家の近所でも咲いています。今年は早いのかなと思いました。北鎌倉の紫陽花も気になります。見頃の時期は混んでいるので、毎年少し早めに行きます。満開を想像しながら眺めるのですが、同じような考えの人は多くて、早めで、平日でも結構混んでいるのです。
去年の秋に行ったノルマンディでも紫陽花を結構見かけました。すでに時期は過ぎ、色も褪せていましたが、建物や風景には溶け込んでいました。この時は、紫陽花に季節にはどんなにきれいなのでしょうと想像したのでした。
(オーベルジュの中庭の紫陽花)
(イギリス海峡に面した港町ディエップ、海に面したホテルかアパートの庭)
(エトルタのアルセーヌ・ルパンの館)