2018-01
雪の公園
先週、雪の残る昭和記念公園に行きました。私はウィンタースポーツもしないし、冬に旅行にも行かないので、雪景色を見ることは本当に少ないので、雪が積もったら昭和記念公園に行きたいと思っていました。火曜日に雪が降って、金曜日の公園の風景です。
ここは春にチューリップが咲く辺りです。
見納めのサザンカ。
場所によっては、誰も足を踏み入れていないようなところもあって、雪国に旅した気分を少しだけ味わいました。
雪遊び
朝起きたら雪はやんでいましたが、一面真っ白な世界に変わっていました。
路面凍結のことを考えなければ、雪は楽しみ。
子供と犬は大喜びのはず。近所の学校では朝早くから校庭で雪遊びをする子供達の声が聞こえて、私も子供の頃を思い出しました。ジェームズは犬だから、嬉しいでしょ?
あれ?迷惑そうな顔。
子供の頃は楽しそうだったけど、もう雪は冷たくて嫌なのかなと思いましたが、そのうち、犬としての本能が蘇ってきたのか、ぴょんぴょん跳ねたり、走り回っていました。
1シーズン、1回ぐらいは雪遊びしたいよね。
冬のチューリップ
春を思わせる陽気の日もあれば、本格的な寒さはまだこれからと思い出させるような寒い寒い日もあります。蝋梅の香りや、梅の便りに、心が温まる季節となりました。この季節の楽しみは冬のチューリップです。春を思わせるような暖かい陽射し、時々吹く風によってチューリップの花も冬の光もゆらゆらと揺れて、その姿を見ているだけで心がゆったりとするような日でした。
春に咲くチューリップも大好きですが、花の少ない季節、冷たい空気の中に咲く、ウィンターチューリップはとっても魅力的です。
帰宅後、日没の頃の空は、この日に見てきたチューリップの色と似ていました。
Une Vie 女の一生
3連休中に岩波ホールでモーパッサン原作の映画「女の一生」を観ました。学生時代や20代の頃、たびたび岩波ホールへ行きましたが、最後に行ったのはいつか忘れてしまったほど久しぶりに行きました。「女の一生」の原題は、Une Vieで原題には女とは示されていないし、主人公ジャンヌの人生の途中で終わっているので、一生でもないのですが、フランス語の原題が英訳される際に、a women’s lifeとなっていて、日本でもこれが踏襲されたそうです。
学生時代にモーパッサンは何冊か読みましたが、モーパッサンはノルマンディー出身で、小説の舞台もノルマンディーだということに今回初めて気がつきました。
この映画、結婚、出産、夫の裏切り、親の死、などの出来事が、登場人物の台詞から語られるのではなく、映像として淡々と表現されていて、全体的に、悲しい出来事が多い中、美しいノルマンディーの自然やジャンヌ、その父、息子との幸せだったシーンが、フラッシュバックとして飛び込んできます。
最後にロザリ(使用人であり、夫の裏切りの相手で解雇されるが、一人になってしまったジャンヌの身の回りの世話をするために戻ってきた)の台詞、「人生ってのは、皆が思うほど良いものでも、悪いものでもないんですね」という言葉が印象的でした。
七草
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草。高校の古文の時間に春の七草と秋の七草を暗記させられました。スーパーでは七草粥セットが売っているのでとても便利です。昨日買い物に行ったら、洋風七草のセットを売っていたので、つい買ってしまいました。中身は、ルッコラ、カーボロネロ、イタリアンパセリ、カラシナ、スピナッチ、サラダかぶ、マスタードグリーン。作り方として、コンソメにお米を入れ形がなくなるまでことこと火にかけ、粗く切ったカブやハーブ類を加える、トマトを入れても良いということです。つまりはリゾットですね。お米を入れずにスープだけでも良い感じです。仕上げにオリーブオイルを垂らすと美味しいのではないかと思います。
これはこれで、身体によさそうです。
新春の昭和記念公園
ジェームズを連れて昭和記念公園に行きました。公園内の何カ所からはお天気がよければ富士山を見ることが出来ます。
砂川口近くの花の丘(斜面にポピーやコスモスが咲くエリア)の裏手にある小さな展望台からの風景です。
よい香りがすると思ったら蝋梅でした。もう蝋梅の季節なのですね。
「熊谷守一 生きるよろこび展」へ
新年2日目はお天気もよかったので、東京国立近代美術館へ、「没後40年熊谷守一 生きるよろこび展」に行ってきました。戌年なのに「猫」の絵を観てきました。明るい色彩と図案のような花や虫、鳥などの絵はかなり晩年の作品だということを初めて知りました。明るくユーモラスな作品は新年に観るのにふさわしい作品と思ったのですが、97年の長い人生には、貧困や家族の死など様々なことがあったということ、晩年の作風になるまでかなりいろいろな作風があったということなど知りました。95歳にしてなお「いつまでも生きていたい」と語ったとか。
(美術館のHPより)-> ☆
この作品、85歳の時の作品だとのこと。数々の作品の素晴らしさとともに、最期まで現役だったということが素晴らしいと感じました。
実は、今日は私の誕生日。お誕生日が嬉しいとかお祝いしてもらいたいとか思うような年齢ではないのですが、あちこちがたがきているものの、大きな病気もせずにまたお誕生日を迎えられたということに感謝して、また1年、元気で暮らしていけるように、頭も身体も鍛えなければと思いました。
Bonne Année 2018
明けましておめでとうございます。
皆様にとって素晴らしい1年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
(おじぎしているつもりのジェームズ)
今年もどうぞよろしくお願いいたします。