写真展, 日々のこと

余韻を楽しみつつ日常へ

0721a

写真展まで後1ヶ月という時から、毎日慌ただしく過ぎ、この1ヶ月はまさにあっという間の出来事でいったい毎日何をしていたのか記憶がありません。今急速に日常に戻りつつあります。今回の展示のテーマ、日常と花、私はなぜ花を撮るのか、なぜ花に惹かれるのかをずっと考えてきたのですが、これは正解というものはなく、「考えること」が大切なことだったのではないかと思います。それにしても、「花」を撮るのはとても難しいということに今更ながら気が付きました。花が咲いている、きれいだから撮る、これでもいいのだと思うのですが、「花」の写真を作品にして展示して、観ていただくとなると、そういうわけにはいきません。悩み続けた数ヶ月でした。花の命は短く、あっという間、朝咲いた花が夕方には萎れていたり、翌日には散っていたり。長く咲き続ける花もあれば、蕾のまま折れてしまった花もあったり。いずれにせよ短い命であることに変わりありません。花を撮るということは、花が生きた証を残しているのかもしれません。そう思うと、大量に撮っている花の写真1枚1枚がとても大切なものに思えてきます。


2016-07-21 | Posted in 写真展, 日々のことNo Comments » 
Comment





Comment