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晩秋の風景 – 2
春の桜、秋の紅葉の時期はどこの公園も訪れる人が通常より多くて楽しそうな声が聞こえます。桜は咲いたと聞いたらすぐに行かないといつ散ってしまうかわかりませんが、紅葉は公園にある様々な木々の色が次々と変化していくので、比較的長く眺めることが出来ます。春と秋、必ず訪れたいと思う場所の一つ、新宿御苑。
若いファミリー、友達同士、恋人たち、老夫婦と、公園にいらしている方々はみんな幸せそう。美しい紅葉と幸せな人たちを見ると幸せな気分になります。
この外国人のファミリーはとても素敵なご一家でした。以前勤めていた会社の英国人上司のファミリーを思い出しました。彼らは週末に家の近所の公園や新宿御苑に行くと、必ず日本人の人に写真を撮らせて欲しいと言われるようでした。当時まだ赤ちゃんだった男の子はきれいな色の赤毛でよけい目立ったのでしょう。上司が最初に覚えた日本語は、「かわいい赤ちゃん」だったようです。この「かわいい赤ちゃん」をイギリス英語なまりの日本語で発音するのが、なんとも言えず微笑ましくて、今でもはっきり覚えています。赤毛のかわいい赤ちゃんももうハイスクールでしょうか?
私が新宿御苑で一番好きな場所は、母と子の森です。去年は12月になってから、母と子の森に行きました。お天気の良い日で、晩秋から初冬へのキラキラとした光がモミジの葉を通してルミエールの世界でした。
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