日々のこと

「ガレの庭」展へ

庭園美術館で開催されている「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉」展に行きました。

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エミール・ガレのガラスはよくアール・ヌーヴォーの展示会に展示されますし、清里の北澤美術館(木立の中にあるとても素敵な美術館です)にも結構な点数が展示されているので、わりと見慣れた作品なのですが、今回は展示のタイトルにとても惹かれました。ガレは若い頃植物学を学び、常に新しい植物を手に入れては庭師に世話の仕方をいいつけて、まるで子供の顔をみるように語りかけ、触れてみたり虫眼鏡で覗いてみたりしていたそうです。庭を眺めることをとても楽しみにしていて、庭には、ロレーヌ(故郷)の植物の他に、高山植物や熱帯の植物、日本の植物など合わせて3,000種近くの植物が植えられていたそうです。(いただいたリーフレットより)

美術館各部屋に置かれたガレのガラスは、なんとも言えない美しい色合い、図案に溢れていました。今回はデザイン画も展示されていて、私はデザイン画にとても惹かれました。

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「植物学に対する私の愛をわかっていただければ、私の作品についてもっと多くを理解していただけることでしょう」 – 美術評論家エミール・ハノーヴァーに宛てたガレの書簡より

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庭園美術館の庭園にはまだ雪が残っていました。この葉、よく見かけますが、ワインレッド、ピンク色がとてもきれいだなといつも思います。

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今回は、館内は展示のないエリアも撮影は出来ないそうです。

展示期間は、4月10日(日)まで、休館日は第2・第4水曜日

10時~18時(入館は17時30分まで)

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*2月7日(日)のイベント会場は、美術館の近くです。展覧会の後、お茶を飲みにでもいらっしゃいませんか。

 


2016-01-20 | Posted in 日々のことNo Comments » 
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