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「19世紀パリ時間旅行」展へ

GW中に練馬美術館で開催されている「19世紀パリ時間旅行」展に行ってきました。

この展示は、フランス文学者鹿島茂先生の著作「失われたパリの復元」をベースに、19世紀パリの全体像に迫るというとても興味深いものでした。私たちが現在訪れるパリは、皇帝ナポレオン3世の在位期に行われた「パリ大改造」によって整備された都市であり、大都市としての基本部分は残されながらも、パリの景観は様変わりしたそうです。

ユゴーやバルザックの小説に出てくるパリとは大改革前のパリなので、この本やこの展示を見ると、とてもよく理解出来ます。鹿島先生の著作、「ナポレオン フーシェ タレーラン情念戦争1789-1815」と「快帝ナポレオン三世 第二帝政全史」もとても面白かったです。

この展示は、2017年6月4日(日)まで

10:00-18:00 (入館は17:30まで、月曜日は休館)

練馬美術館は、西武池袋線(東京メトロ有楽町線・副都心線直通)の中村橋駅(池袋駅より16分ぐらい)下車徒歩3分

都心の美術館ではありませんが、駅から近いのは便利。

 

 

 


2017-05-10 | Posted in gallery, 日々のことNo Comments » 
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