日々のこと

シニア犬との暮らし

J箱根a

我が家のJamesも13歳と5か月、立派なシニア犬です。毎日一緒にいるからかいまだに子供のころのままに思ってしまいますが、動物病院に行くたびに「もう高齢ですから」と言われて、毎回ショックを受けます。確かに検査をすると、数値やレントゲン、エコーなどではいろいろ不都合もあるようです。この春ぐらいから気になる点がいくつかあって、前立腺肥大のせいではないかということで、先日去勢手術をしました。去勢手術自体はとても簡単な手術だということですが、「シニア犬」のため、事前に検査をして麻酔に耐えられるか確認の上で手術ということになりました。

検査の日と同様、前日の午後9時までに食事を済ませ、お水は飲ませてよいものの、朝ごはんは抜き。なぜ朝ごはんが抜きなのか説明したところで理解できず、キッチンに私を誘導し、早く準備しなさいと犬語で詰め寄られました。私もお付き合いして朝ごはんは抜きにしました。

9時前に病院に連れて行って、担当医師と当日の体調などを説明し、預けて帰ってきました。手術は午後からで麻酔が覚めたころ電話をもらい、7時にお迎えに行きました。

開腹手術ではないので、翌日から散歩もOK、食事も通常通りになりました。去勢手術すると大人しくなるのかなとひそかに期待していましたが、一向にその兆候は表れず、エリザベスカラーをライオンのたてがみのように揺らしながら威張って歩いています。

時々、いつまで一緒に暮らせるのだろうと考えると、しんみりしてしまいます。13年なんてあっという間でした。13年という日々、毎日毎日一緒にいてくれて、眠っている時以外はいつもいつも私のことを見てくれていて、犬の人間への愛の深さに時々申し訳なく思うことがあります。私はこの愛に応えているのか、ジェームズは幸せなのか、、、ただ私が言えることは、ジェームズが家族になって以来、一瞬たりともいなければよかったと思ったことはありません。

リオのオリンピックが始まりました。次は東京オリンピックです。ジェームズとは東京オリンピックを一緒に見ようねと約束しました。


2016-08-06 | Posted in 日々のことNo Comments » 
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