写真展, 日々のこと

- L u m i è r e - 10人のリュミエール 前半終了

PHOTO EXHIBITION - L u m i è r e - 10人のリュミエール、前半が終了しました。2日間大勢の方にいらしていただき、とても嬉しく思っています。後半の2日間、どうぞよろしくお願いいたします。

いつの頃からか、写真を撮る際に何かストーリーのようなものを思い浮かべながら撮っていることに気がつきました。登場人物は人間(架空の)であることもありますが、擬人化された自然(光、風、空気、花、木など)が多いです。私の撮った写真をご覧くださる方が、私の思い浮かべたストーリーとは別のその方独自の世界でストーリーを作ってくださればそれはそれで嬉しいことです。そのストーリーをいつかお話してくださったらさらに嬉しいです。

今回の展示は「光と風の旅」というタイトルをつけました。ストーリーは次のようなものですが、今回は旅の終わりの部分を3点展示することにいたしました。どの季節の光も美しいのですが、光と風が一緒に旅をするとしたら、秋がいいのではないかしらと想像しました。いかがでしょうか?

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夏の終わりに高原の湖のほとりで光と風が出合い、一緒に秋の旅に出かけることにしました。光と風は高原から山を越え、川を渡り、田や畑、住宅地を抜けて、都会を目指しました。光と風が通ると、コスモスが咲き、秋のバラも花を開き、次々とゆっくりではありますが、森、林、公園、大通り、小路の木々は鮮やかな色に変わっていきました。人々も長く暑かった夏から過ごしやすい秋への季節の変化を喜びつつ、同時に夏が終わった淋しさも感じました。そして、光と風は美しいキャンパスへ。鮮やかなグリーンの銀杏の葉は次々と黄金色に、古い建物を祝福するかのような光、銀杏の葉を揺らす風、緑のキャンパスを黄金色の世界に変えて、秋の旅は終わります。

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展示作品の画像は写真展終了後に掲載いたします。


2015-11-14 | Posted in 写真展, 日々のことNo Comments » 
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