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バスクへの旅 – 1(バスク料理)

今日はとても涼しくて、ようやく秋らしい服装が出来る気候となりました。更新が滞ってしまい、夏の旅のお話が終わる前に冬になってしまいそうなので、少し急いで纏めておこうと思います。

堀井和子さんの「小さな家とスイスの朝食」、長野智子さんの「わたしとバスク」という本を読んで以来、バスク地方にいつか行けたらいいなと漠然と思っていました。バスク地方 Pays Basqueはピレネー山脈西部、フランスとスペイン両国にまたがる地域で、他の地方とまったく異なる独特の文化を守り続けている地方だとのこと。地名の表示もフランス語とバスク語が併記されています。今回の旅で、ボルドーまで行ったので、ボルドーからTGVでフレンチバスクの海辺のリゾート地、サン・ジャン・ド・リュズに泊まり、スペインバスクのサンセバスチャンに日帰りで行くというスケジュールにしました。

バスクには美味しい物がたくさんあるので、観光というより食の旅となりました。まずは、1932年から4代にわたって、バスクの伝統料理を守り続けているという老舗のレストラン、シェ・パブロ Chez Pabloへ。

塩鱈のコロッケは熱々のさくさく。どうってことない料理なのだけど、旅の間には、こういう家庭料理が身体にも心にも優しくて、ほっとします。

バスクの名物料理、ピペラード。そう辛くないトウガラシが入っていて、生ハムが添えられています。生ハムなのにあえてさっと焼いてあります。

デザートはガトー・バスク。アーモンド入りの生地の中にカスタードクリームを入れて焼いたお菓子。

もし、バスク地方にいらっしゃることがあれば、是非シェ・パブロへ。


2018-10-19 | Posted in gallery, No Comments » 
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