2016-07

6月のレイクガーデン – クレマチス

6月のレイクガーデンにはクレマチスも咲いていました。今年は6月にも7月にもクレマチスの丘に行くことが出来なかったので、こちらでクレマチスを見たとき、とても嬉しくなりました。

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これはスライドショーにしているクレマチス。

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ちらっと花のお手入れ中のガーデナーさんが写っています。このようなガーデンに行くたびにお手入れされている方々の日々の努力の結晶だと感じます。植物に対する深い愛がないと出来ないことですよね。

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クレマチスの丘ほどは種類はありませんが(それは当然のこと)、とても素敵でした。バラとクレマチスはよく合います。

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濃い紫のクレマチスも素敵ですが、私はこの種類が好きです。

バタバタと6月のレイクガーデンについて記してきましたが、もう明日から8月になるので、この辺で終了にします。今年は夏の終わりに行くことは出来ないと思いますので、秋に行けたらいいなと思います。

 

 

2016-07-31 | Posted in gallery, 日々のことNo Comments » 

 

6月のレイクガーデン – 水辺の花

6月のレイクガーデンの続きです。バラだけであれば、他にも素敵なイングリッシュガーデン、ローズガーデンがありますが、ここ水辺に咲く小さな花たちがとても素敵です。お天気がよければ湖に真っ青な空がうつり、写真に撮ると背景がブルーになってとても素敵な世界が現れるのですが、この日は曇っていたのでどんよりした色になってしまいました。それも6月の雰囲気が出てよかったのかもしれません。

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まだ続きます。

2016-07-30 | Posted in gallery, 日々のことNo Comments » 

 

6月のレイクガーデン

友人にスライドショーの四阿(東屋)はどこ?と聞かれて、そういえば6月に行った軽井沢のレイクガーデンのことを書いていなかったことに気がつきました。6月は展示の準備で頭がいっぱいだったのかあまり記憶がありません。あの四阿はレイクガーデンです。

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レイクガーデンにはたいてい夏の終わりと秋に行くので6月のバラの季節に行ったのは初めてのことでした。といっても満開の時期はほぼ過ぎて、美しく咲き誇っているバラもあれば、散ったバラもあり、これから咲くバラもありました。

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イングリッシュガーデン、ローズガーデンはいろいろなところにありますが、ここは湖が背景になっているところが素敵です。

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続きます。

2016-07-29 | Posted in gallery, 日々のことNo Comments » 

 

バラとクリスマスローズ(展示作品)

今回の私の展示作品2点はバラとクリスマスローズでした。

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早い時期からクリスマスローズにすることは決まっていたので、今年になってクリスマスローズが咲き始めた頃から公園、庭園へ行きたくさんの写真を撮りました。クリスマスローズは比較的咲いている期間が長いのですが、色も変化していきますし、なかなか私のイメージするものが撮れませんでした。控えめで可憐なイメージの花ですが、私が撮りたかったのはそのようなイメージのものではなく、もっと力強いもの、まだ春になる前の冷たい地面の中から出てきて、冬の名残りの冷たい空気の中で咲いているシーンを撮りたかったのです。そしてクリスマスローズは種類も豊富なので、イメージに合った種類を選ぶこともポイントでした。花としては八重のものが好きなのですが、展示作品として選んだのは上の画像です。wildなところがイメージに合いました。

もう1点は、ギャラリー916で開催されたWSの際に撮ったもの。WS 2日目の午前中に撮影しました。WS 1日目は撮影する時間が夕方になってしまったので、自然光で撮りたかったので、少し早めにギャラリーに行き撮影しました。このバラは、Le Vesuveより届いた大量の美しい花の一部です。他に珍しい花、他の色のバラもありましたが、私は迷うことなく、バラを選び、この少し微妙なトーンのバラを選びました。ジョーロはギャラリーの片隅にあったものをお借りしました。最初バラを椅子の上やテーブルの上に置いて撮っていたのですが、このギャラリーの床の古びたグレイの色が気に入ったこと、土から離された切り花を土ではない床に置くこと、切り花を美しく保つためには欠かせない水遣りのためのジョーロ。それらをスタインリグして、高橋郁代さんへのオマージュとして撮影しました。

正直言って、こちらのバラの作品よりクリスマスローズの作品のほうが私としては気に入っていました。それは、たぶん自然の中で咲く強さにより強く惹かれていたからだと思います。ところが、クリスマスローズよりバラの作品のほうが好きという方が多くて、当初戸惑いを感じました。でも、毎日ギャラリーで、このバラの作品を眺めているうちに、日々愛着が沸いてきました。

この2点は、Regard Intense by 16 photographersの公式facebookで太田さんが私たち16名の紹介をしてくださった時にアップされた画像と同じです。そのメッセージをこちらにも引用しておきます。

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「Regard Intense」のワークショップに参加する前から、毛利厚子さん(Ms. Atsuko MOHRI)は花、しかもクリスマスローズに魅せられて、カメラをむけていらっしゃいました。何故、クリスマスローズに心惹かれるのか?
彼女はその理由を言葉にしてくれましたが、私には本当の理由は他にあるように感じます。自分が真剣に撮りたいと思う被写体と正面から向き合う行為、実は非常に勇気をいることの場合があります。

You just have to live and life will give you pictures.
– Henri Cartier Bresson

あなたはただ生きなさい。人生はあなたに写真を与えてくれるはずだから。

毛利さんは今、彼女の日常を写し出す写真という鏡を通して、大切な何かと向き合うための準備をされていらっしゃるように私には感じられます。
切り花とは異なり、地面に根を張り、自らの力で生きるための水分や養分を摂る小さな庭に咲く花々たちに心を寄せる毛利さん、彼女にブレッソンの言葉を贈ります。

太田菜穂子
キュレーター

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バラとクリスマスローズはポートフォリオに8点ほどまとめました。

 

 

 

2016-07-29 | Posted in 写真展No Comments » 

 

雨上がり

関東地方はまだ梅雨明けしていないのですね。昨日は雨の中、午前中からいくつかの用事を済ませて、写真展の後の作業でKlee Inc(太田さんのオフィス)に行きました。いったん家に帰ってから行こうと思っていたのですが、用事に時間がかかり1時間ぐらいぶらぶらと時間を調整して直接行くことにしました。ミッドタウンに着いたときにはすでに雨は上がっていて、しっとりとした風景になっていました。

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ミッドタウンの歩道橋の上から見たレストランもディナータイム前の静けさ。

大きな白いアガパンサス。雨に濡れたグリーンと白い花は夏の夕暮れの風景。

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そういえば、私の展示作品について、Facebookではご紹介したのですが、こちらではまだでした。後日、きちんとご紹介したいと思います。

2016-07-23 | Posted in 日々のことNo Comments » 

 

余韻を楽しみつつ日常へ

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写真展まで後1ヶ月という時から、毎日慌ただしく過ぎ、この1ヶ月はまさにあっという間の出来事でいったい毎日何をしていたのか記憶がありません。今急速に日常に戻りつつあります。今回の展示のテーマ、日常と花、私はなぜ花を撮るのか、なぜ花に惹かれるのかをずっと考えてきたのですが、これは正解というものはなく、「考えること」が大切なことだったのではないかと思います。それにしても、「花」を撮るのはとても難しいということに今更ながら気が付きました。花が咲いている、きれいだから撮る、これでもいいのだと思うのですが、「花」の写真を作品にして展示して、観ていただくとなると、そういうわけにはいきません。悩み続けた数ヶ月でした。花の命は短く、あっという間、朝咲いた花が夕方には萎れていたり、翌日には散っていたり。長く咲き続ける花もあれば、蕾のまま折れてしまった花もあったり。いずれにせよ短い命であることに変わりありません。花を撮るということは、花が生きた証を残しているのかもしれません。そう思うと、大量に撮っている花の写真1枚1枚がとても大切なものに思えてきます。

2016-07-21 | Posted in 写真展, 日々のことNo Comments » 

 

写真展のお礼

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7月8日よりスタートしました「Regard Intense – 日常と花に向けられた16人の視座と視界」展は昨日終了いたしました。連日多数の方にご来場いただき、心より御礼申し上げます。ほとんどの方が、お時間許す限り、比較的長い時間ギャラリーに滞在され、壁面展示作品とポートフォリオをご覧いただいたこと、作品について質問されたり、熱心に鑑賞されたこと、大変嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

私関係の友人・知人も毎日誰かがいらして下さって、再会の場となりました。私の作品だけではなく、他の作家の作品にとても興味をもってくれて、在廊している作家と作品についてお話ししたり、とても楽しく刺激を受けたと言ってくれました。

11月に参加したワークショップがこのような展開になるとは全く思っておりませんでした。何かWSに参加してもその場限りのことであるケースがほとんどなのですが、今回のように16名が展示という一つのプロジェクトに向かってコミュニケーションをかわしながら、ここまで来れたこと、太田さんというキュレーターのご指導力の賜物であり、全員の気持ちがひとつになっていたことが今回の結果につながったのだと思います。

今後のことは未定ですが、今回学んだことを活かしながら写真は撮り続けていくつもりです。

ありがとうございました。

 

 

2016-07-20 | Posted in 写真展No Comments » 

 

ポートフォリオ

写真展は6日目が終了しました。平日の昼間は比較的ゆっくりとご鑑賞される方が多くいらして、全体の作品をご覧になったあと、ポートフォリオをひとつひとつ観てくださり、また壁面の作品に戻って鑑賞いただいています。

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ご興味ある作品の作家が在廊していれば直接作品やポートフォリオについて説明することも出来るので、直接お話出来てよかったですと感想をいただいています。

ポートフォリオは制作が自由であったため、点数、形式も様々で個性が表れています。

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作品と合わせて、ポートフォリオもごゆっくりご覧になってください。

2016-07-14 | Posted in 写真展No Comments » 

 

初日、2日目が終わって

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写真展の初日と2日目が無事終了しました。初日のオープニングカクテル、2日目の太田さんによる作品ヴューイングとギャラリートークも大勢の皆様にご参加いただき、大変楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。初日にも太田さんからご自身の写真との関わり合い、ロバート・フランクさんのことなど伺い、贅沢なオープニングとなりました。

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2日目は、センターにテーブルを置き、その上にポートフォリオを並べて、作品とともに各作家のポートフォリオもご覧頂きました。サイズ、点数、スタイルにも個性が表れています。

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作品ヴューイングとギャラリートークでは、太田さんのヴューイングの後、各作家が自分のポートフォリオのことについて語りました。ヴューイングとギャラリートークは17日にもう一度あります。

この2日間で、私の友人・知人もいらして下さって、お目にかかるのは初めてだった方、久し振りに会った方など、出会いと再会の場となりました。Facebook、Instagram、メールなどが日常的になっているので、久し振りに会った気がしないでもないのですが、やはり実際に顔を見て話すことはいいものですね。たとえ短い時間であっても。

今日は朝からとても暑い日になりました。選挙もあります。私は今日はギャラリーには参りませんが、明日より毎日在廊の予定です。

いらして下さった方々に心より御礼申し上げます。そして、写真展はまだ始まったばかり、大勢の皆様のご来場を心よりお待ちしております。

2016-07-10 | Posted in 写真展No Comments » 

 

写真展前日となりました。

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「Regard Intense – 日常と花に向けられた16人の視座と視界」はいよいよ明日から始まります。

会場のALギャラリーのHPを始め、今回の展示プロジェクトのスタートの場所であったGallery 916のFacebook等でアナウンスしていただいています。

http://al-tokyo.blogspot.jp/2016/07/regard-intense-16.html

https://www.facebook.com/Gallery916/

http://www.asahi.com/and_w/fashion/CGfashion149141.html

http://quotationmagazine.jp/news/post-13900

そして、私の友人のBlogでもお知らせしていただきました。

http://blog.goo.ne.jp/marble328/e/0493e276df90937fe74714ea7e31b1fd

 

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この半年間のこと、いろいろ思い出されます。

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昨年の11月にGallery 916 smallで「Regard Intense」という展示を観てとても心を打たれた時のこと、その後WSがあることを知り、迷いながらも参加した時のこと、太田さんに初めて作品をreviewしていただいた時のこと、ほとんどの方と初めてお目にかかり、一緒に展示のプロジェクトを進めてきて、常に多くのことを学び、刺激を受けてきたこと、試行錯誤の上、ようやく展示作品が決まった時のこと、ポートフォリオの画像選びで迷ったこと、太田さんのアドバイスによりすべてがクリアーになった時のこと。

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大勢の方のご来場を心よりお待ち申し上げております。

 

 

2016-07-07 | Posted in 写真展No Comments »