日々のこと
「19世紀パリ時間旅行」展へ
GW中に練馬美術館で開催されている「19世紀パリ時間旅行」展に行ってきました。
この展示は、フランス文学者鹿島茂先生の著作「失われたパリの復元」をベースに、19世紀パリの全体像に迫るというとても興味深いものでした。私たちが現在訪れるパリは、皇帝ナポレオン3世の在位期に行われた「パリ大改造」によって整備された都市であり、大都市としての基本部分は残されながらも、パリの景観は様変わりしたそうです。
ユゴーやバルザックの小説に出てくるパリとは大改革前のパリなので、この本やこの展示を見ると、とてもよく理解出来ます。鹿島先生の著作、「ナポレオン フーシェ タレーラン情念戦争1789-1815」と「快帝ナポレオン三世 第二帝政全史」もとても面白かったです。
この展示は、2017年6月4日(日)まで
10:00-18:00 (入館は17:30まで、月曜日は休館)
練馬美術館は、西武池袋線(東京メトロ有楽町線・副都心線直通)の中村橋駅(池袋駅より16分ぐらい)下車徒歩3分
都心の美術館ではありませんが、駅から近いのは便利。
家族記念日
今日はこどもの日。14年前に横浜のブリーダーさんのお宅にジェームズを迎えに行った日です。
14年って本当にあっという間だったのですが、昨晩こどもの頃からの写真を眺めていたら、私を取り巻く環境もだいぶ変わったのだなと感じました。あの時〇〇をしていなかったら、あの時〇〇をしていたら、と考えることは意味のないことであると思いつつ、ジェームズを迎えていなかったら、明らかに私の今のライフスタイルは別のものとなっていたことでしょう。自由気ままに旅に出ることは難しいし、体調に一喜一憂したり、いろいろと大変なことはありますが、その何倍もの幸せを与えてくれていると思います。いつまでも一緒にというわけにはいかないけれど、ジェームズとの日々を大切にしたいと思います。
新緑の5月、鎌倉へ
今日から5月。半袖で何か羽織る物を1枚、そんな服装がちょうど良い季節となりました。5月の風に誘われて出かけるのも良いし、家中の窓を開けて、風を通す、そんな過ごし方も良い季節です。
今日の天気予報は晴れ、午後に雷雨ということでしたが、電車で北鎌倉に行ってきました。まずは円覚寺へ。
円覚寺へは何度か行っていますが、今回初めて仏殿に入りました。
外国人観光客の多さに驚きました。
ムラサキハナナ – 昭和記念公園の春
ソメイヨシノやチューリップが咲く頃、その近くではムラサキハナナという小さな花が満開となっています。漢字で書くと「紫花菜」、花大根、諸葛菜とも言われているそうです。
去年はここで絵を描いていらっしゃる方をお見かけしました。ソメイヨシノが散って地面が真っ白になり、ムラサキハナナの上にも花びらがびっしりと落ちていました。
今年もこの方に会えるかなと思っていたのですが、きっとこの絵はもう完成して、別の作品を描いていらっしゃるのでしょう。ムラサキハナナと桜の絵、どこかに飾られていないでしょうか?
今年はこの場所で、若いご夫婦とお子さんが静かにピクニックをされていました。素敵なシーンでした。
新緑の中のチューリップ – 昭和記念公園の春
4月に何度か昭和記念公園に行きましたが、土日はもちろんのこと、平日もかなりの混雑でした。そろそろチューリップも見頃を過ぎていると思ったので、昨日の午後また行ってみました。平日の閉園時間は5時で、4時になると何度も閉園時間のお知らせのアナウンスが流れます。5時になると全ての門が閉まってしまうとか。この写真を撮ったのは閉園20分前。この場所からゲートまで10分はかかるので、人がいなくなるタイミングとゲートに向かわなくてはいけないタイムリミットの間でドキドキしながら撮りました。
誰もいない時間が20分もあったらもっと考えて撮れるのに、、と思いますが、花の咲き具合、当日のお天気(光、風、湿度など)、時間帯、私自身のスケジュールなど考えると、パーフェクトな日はないので、なんとかその時その時、ベストな方法を考えるしかないですね。
今年は印象派の絵のように撮れたらいいなと思って撮っています。
桜とチューリップ – 昭和記念公園の春
昭和記念公園では1週間前はまだ桜が咲いていて、チューリップの上に桜、チューリップガーデンの背景に桜を見ることが出来ました。
まだ蕾みの状態のチューリップも結構ありましたが、十分綺麗でした。
春色の空
家の近所のソメイヨシノはすっかり葉桜となりました。まだ桜の季節は終わったわけではないけけれど、ソメイヨシノが終わってしまうと、今年の桜は終わったような気がして、少し淋しくなります。桜って開花を待っている期間が長くて、咲くとあっという間に散ってしまいます。そんなことを考えて、夕方ふと窓の外を見たら、いつもと違う色の空が見えました。
こんなに優しい色の空を見たのは久しぶり。
桜と菜の花 – 昭和記念公園の春
都心のソメイヨシノより少し開花が遅れる昭和記念公園では、今週、桜が満開でした。菜の花畑の横の桜が満開になり「桜と菜の花の風景」を楽しむことが出来ました。
ここでは、チワワを2匹連れた人がずいぶん長い時間撮影をしていて、チワワ2匹もずっとモデル犬をしていました。ご褒美ももらえていましたが、偉いなぁと感心してしまいました。
公園内を歩いていると菜の花畑以外のところにも種が飛んだのか、菜の花が少しだけ咲いているところがあって、「あら、こんにちは」と声をかけたくなります。
桜を愛でる日々 – 4
初めて光が丘公園(練馬区)の桜を見てきました。光が丘公園にはずいぶん前に行ったことがありますが、桜がきれいだとは意識していなくて、Instagramに私の好きな雰囲気の写真があったのでどこかと思ったら光が丘公園だったのでした。
なだらかな斜面に大きな桜の木が何本かあり、さらに進んでいくと、
ベンチや木の下でお花見している人々がいました。都会の公園ではないので、地元の人が多い感じで、ブルーシートがほとんどありませんでした(金曜日の午後だったからかもしれません)。さらに奥の方は、桜の園という感じ。
来年は桜の季節のレギュラーになる公園でした。
桜を愛でる日々 – 3
先週お友達と一緒に千鳥ヶ淵に行きました。
7分、8分咲きというところだったと思いますが、晴れたり曇ったり、少しだけ風のある日で、水面に向かって枝を張り出した桜が揺れる姿は本当に美しいものでした。
ここに来る度に、ボートに乗ったら気持ちが良いかなと思いますが、漕いでくれる人がいないとね。それにお花見の人に見られるから恥ずかしい。
私は高校、大学とこの付近に通っていたのですが、あの当時桜を見たのかなぁと全く記憶にありません。九段下の地下鉄の出口を上がって、お堀の斜面に菜の花がとってもきれいだと思ったことは鮮明に覚えています。桜が咲いている時期は春休み中で、新学期には桜は終わっていたのかもしれません。
今年は菜の花はまだあまり咲いていなくて、咲いている場所では風があまりに強くて写真が撮れませんでした。こちらは昨年の菜の花。