日々のこと
フランスへの旅より無事戻りました。
2週間、フランスのノルマンディとパリに行ってきました。東京より緯度が高いところにあるので、一足先に秋になっているだろうと想定し、秋・冬物の洋服を中心に持っていったら、毎日暑くて、ほとんどの洋服は一度も袖を通すこともなく帰国しました。
旅行中、スマホで撮った写真をFacebook, Instagramにほぼリアルタイムで投稿していたので、どちらかをご覧になっていてくださった方には、またフランスの写真?って思われるかもしれませんが、自分自身への記録のためにも旅のこと、こちらに残しておこうと思います。
今回の旅は、パリに到着して、空港よりサンラザール駅に直行し、SNCF(フランス国営鉄道)で2時間のトルーヴィル・ドーヴィルよりタクシーで2,30分のオンフルールという港町から始まりました。
HP更新のお休み
旅行の準備と旅行のため、しばらくHPの更新をお休みいたします。
こちらの写真は、毎年8月の終わりか9月の始めに「小さな一人旅」で訪れる軽井沢のレイクガーデンです。水辺に秋の花が咲き始めていて、この時期もとても素敵です。
旅の準備は、ほんの少ししか進んでいません。出張が多く、旅慣れている主人はもうほぼ準備を終了しています。
それでは、朝晩、ほんの少し秋の気配が感じられれるようになりましたが、残暑厳しき折、ご自愛ください。
旅の準備
9月になりました。Septemberという単語の響きが好きです。
9月は久しぶりに旅に出かけます。急に日程が決まり、フライトの予約、ホテルの予約、Jamesのことなど、バタバタとしております。旅は行くと決めた時から始まっているのですね。旅慣れた人、頻繁に出かける人であれば、行き当たりばったりの旅が楽しく充実したものと思いますが、私の場合、旅慣れておらず、次回はいつ行くかどうかもわからないので、事前の準備が大変です。
前回行ったのは、10年前のこと。2週間留守にしましたが、最初の1週間はJamesと離れたためにホームシックにかかってしまいました。さて、今回はどうなることやら。
上の写真ですが、ちょっと寂しそうなJamesの写真を選んでしましました。
8月の終わり
8月もあと1日となりました。この夏は一体何をしていたのだろうと思うほど、毎日が飛ぶように過ぎていったように感じます。
この夏は、6月は、車を買い替えたこともあって、ジェームズとドライブに何度か行きました。7月は写真展、8月はジェームズの去勢手術、なんだか本当にあっという間。オリンピックもありました。パラリンピックはこれからですね。
猛暑や台風のせいもあり、ほとんど写真を撮りに行きませんでした。上の写真は、ひまわりの写真を撮りに行った日の昭和記念公園。曇りの日でしたが、時々晴れ間も見え、一瞬晴れた時に夏の光が深い緑の木立を照らしたものの、夏も終わりに近づいていると感じたのでした。
夏の終わり、少し淋しさを感じます。
ジュリア・マーガレット・キャメロン展へ
都内にはいくつかまるで外国風の場所があります。こちらもそのひとつ。
丸の内ブリックスクエア。初めてこの場所の写真を見たとき、イギリスかと思ってしまいました。実はイギリスは行ったことがないのですが。
敷地内にある三菱一号館美術館で開催中の「ジュリア・マーガレット・キャメロン展」に行ってきました。行きたいなと思っていたところに、知人にチケットをいただくという幸運に見舞われました。
ジュリア・マーガレット・キャメロンは英国の写真家で、この展示は、2015年のジュリア・マーガレット・キャメロンの生誕200周年を記念して、キャメロンの作品を多く所蔵する英国のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館によって企画された国際巡回展だということです。
著名人の肖像写真も多く、テニスン、ブラウニングなど読んだことのある英国の詩人も含まれていました。幻想主題という詩や物語などのワンシーンを写真で再現した作品もあり、絵画のようでした。その中に、「クリスタベル」という作品があり、私の大好きなロマン派の詩人、サミュエル・テーラー・コールリッジの作品「クリスタベル」の主人公クリスタベル姫をテーマとしたものもあり、とても嬉しくなりました。
私、今までキャメロンのことを知らなかったのですが、写真を芸術へと高めた先駆者だそうです。カルカッタで生まれ、フランスで教育を受け、カルカッタに戻り結婚し、のちに英国に戻り、48歳で写真を始めたそうです。作品のみならず、その生涯も魅力的です。
展示は、9月19日までです。
台風とオリンピック閉会式
たくさんの感動をもらったリオのオリンピックも今日で閉会。ほぼ毎日何かしらの番組を観ていたので、終わりだと思うとさみしい気分になるかと思いましたが、今日あたりから総集編も始まりそうなので、まだまだ余韻を楽しめそうです。今回のオリンピックでは、年齢的にシニアな選手がメダルを取れたこともよかったなと思いますし、若い人が活躍したことも次につながる楽しみを作ってくれました。
写真展のあと、風邪をひいたり、ジェームズの手術などもあり、今年はまだ一度もひまわりを見に行っていなかったので、台風の合間に昭和記念公園に行ってきました。ほんの一瞬青空が見えましたが、どんよりグレイの重い雲があり、いつ振り出してもおかしくないお天気でした。
台風の季節、被害が出ないことを祈ります。
熱い夏
お陰様でジェームズは抜糸も無事終わり、エリザベスカラー生活も終わり、普通の状態に戻っています。去勢したら、大人しくなる、野生味が失われるなどと聞いたこともありますが、それはもっと子供の頃に去勢した場合のことで、ジェームズぐらいの年齢で去勢してもあまり変化は見られないのかもしれません。
もう少し他のわんちゃんと仲良くしてくれれば、カフェなどにも行けるのですが、まったく社交的ではないので、カフェに行くことが出来ないのが残念です。
それはさておき、連日オリンピック関連の番組を見ていますが、オリンピックは日頃あまり(ほとんど)見ていない競技を見ることが出来るのも楽しみの一つです。今まで見ていた(知っていた)協議もルールが変わっていて戸惑うこともあります。卓球やバドミントンの試合を見ると、子供の頃の遊びとは全く別のものだと感じます。
今日は柔道の選手が帰国されていました。柔道はいつも注目している競技の一つです。最近は格闘技に近い柔道になっていたので、今回のように強く美しい日本の柔道がいくつもメダルを取ることが出来て、本当にうれしく思いました。
前半は、水泳、体操も素晴らしかったし、テニスも! 今晩は卓球、バドミントンの試合もあるし、シンクロナイズドスイミングも頑張って欲しいし、まだまだ「熱い夏」は続きます。
猛暑とオリンピック
4年後の東京オリンピックが何かと話題になる中、リオでのオリンピックが始まりました。オリンピックを楽しむためには、国内での予選大会から選手に注目しているほうが何倍も楽しめるのですが、今回ほとんど予選大会を見ていなかったため、知らない選手が多くて、盛り上がりに欠けると思っていたのですが、やはりテレビに釘付けになります。
何年にもわたりストイックに練習を積み重ねてきたのに、一瞬のうちにメダルから遠ざかったり、また一瞬のチャンスをものにしてメダルを獲得したりなど、勝負の世界の厳しさを知ります。スポーツはあまり熱く応援すると疲れるので、さらっと見るようにしていますが、でもやっぱり熱く応援してしまいます。
猛暑の日のバラ、結構元気でした。友人からひまわりの絵の描かれた暑中見舞いをいただいたので、そのお返しにこの画像をプリントしたハガキを送りました。
シニア犬との暮らし
我が家のJamesも13歳と5か月、立派なシニア犬です。毎日一緒にいるからかいまだに子供のころのままに思ってしまいますが、動物病院に行くたびに「もう高齢ですから」と言われて、毎回ショックを受けます。確かに検査をすると、数値やレントゲン、エコーなどではいろいろ不都合もあるようです。この春ぐらいから気になる点がいくつかあって、前立腺肥大のせいではないかということで、先日去勢手術をしました。去勢手術自体はとても簡単な手術だということですが、「シニア犬」のため、事前に検査をして麻酔に耐えられるか確認の上で手術ということになりました。
検査の日と同様、前日の午後9時までに食事を済ませ、お水は飲ませてよいものの、朝ごはんは抜き。なぜ朝ごはんが抜きなのか説明したところで理解できず、キッチンに私を誘導し、早く準備しなさいと犬語で詰め寄られました。私もお付き合いして朝ごはんは抜きにしました。
9時前に病院に連れて行って、担当医師と当日の体調などを説明し、預けて帰ってきました。手術は午後からで麻酔が覚めたころ電話をもらい、7時にお迎えに行きました。
開腹手術ではないので、翌日から散歩もOK、食事も通常通りになりました。去勢手術すると大人しくなるのかなとひそかに期待していましたが、一向にその兆候は表れず、エリザベスカラーをライオンのたてがみのように揺らしながら威張って歩いています。
時々、いつまで一緒に暮らせるのだろうと考えると、しんみりしてしまいます。13年なんてあっという間でした。13年という日々、毎日毎日一緒にいてくれて、眠っている時以外はいつもいつも私のことを見てくれていて、犬の人間への愛の深さに時々申し訳なく思うことがあります。私はこの愛に応えているのか、ジェームズは幸せなのか、、、ただ私が言えることは、ジェームズが家族になって以来、一瞬たりともいなければよかったと思ったことはありません。
リオのオリンピックが始まりました。次は東京オリンピックです。ジェームズとは東京オリンピックを一緒に見ようねと約束しました。
万年筆
引き出しの中を整理していたら、束になって万年筆が数本出てきました。ボールペンでちょっとしたメモぐらいしか文字を書かなくなり、万年筆の存在すら忘れていました。買っておいたインクも一緒にあったので、入れてみたらなかなかインクが出てこなくて、ペン先を水道の水で濡らしたら、インクが出てきました。紙にJamesと筆記体で書いてみたら、とても書き心地が良くて、ボールペンより流れるように書けました。英文の筆記体には万年筆が合うのだと思いました。
中学や高校の入学祝に万年筆をいただいたような記憶が蘇えってきました。鉛筆、ボールペン、サインペンより、万年筆は大人のイメージがあって、とても嬉しかったこと、日本語より英語を書きたかったことなど、つい昨日のことのように。私の父もよく万年筆を使っていました。父が書く英文の筆記体は本当に美しくて、あのように書けたらいいなと思っていました。
字を書くことが減ったせいか、漢字は読めるけど書けない、字もどんどん汚くなっていくからよけい書こうとしなくなる。万年筆が出てきたことを機会に、少しは字を書くようにしましょうか。